『キングドミノ』自国の名声を高めて素敵な王国を作ろう!

ボードゲーム
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『キングドミノ』であなたは国王となり、自国を発展させて名声を高めるために新たな土地を探しに小麦畑や森林、湖などを探検しに行きます。しかし他国の国王も新たな土地を求めて同じように探検をしているのです。

誰よりも多くの名声を得て素敵な王国を作りあげましょう!

『キングドミノ』は色々な土地が描かれたドミノを使い、縦5マス×横5マスの王国を作りあげていき、より多くの名声点を獲得していくボードゲームです。

遊び方は簡単なのですが、同じ種類の土地をいかにうまく連結させて、いかにキレイな5×5の王国を作りあげていくかが重要になってきます。

運要素もあるので子供に負けてしまうこともあり、家族みんなで楽しめるようになっています。

ドミノを上手に組み合わせていく面白さがあり、名声点を計算するために簡単な掛け算と足し算が必要となりますが、計算力も養われるので『キングドミノ』はお子様向けとしても素晴らしいボードゲームです。

プレイ人数 2~4人
対象年齢 8歳以上
プレイ時間 15分程度

『キングドミノ』の続編として発売され、自分の手番でやることが増え、さらに高得点を狙える要素が増え、あっさりと楽しめる『キングドミノ』に戦略性を加えた『クイーンドミノ』もあります。

続編なので『クイーンドミノ』単独で遊ぶこともできますが、『キングドミノ』と合わせて遊ぶこともできます。

『キングドミノ』の拡張として発売されて、新たに巨人タイルが加わることになります。このタイルを取ったプレーヤーは王国にある王冠を踏みつぶされしてしまい、大きな減点となってしまいますが、巨人を他国へ追い払うタイルも存在し、『キングドミノ』にスリリングさプラスして楽しむことができる『キングドミノ:拡張巨人の時代』もあります。

『キングドミノ』や『クイーンドミノ』と合わせて遊ぶことができます。

セット内容

★スタートタイル 4枚
★立体の城 4個(ピンク・青・黄・緑)
★木製国王コマ 8個(ピンク・青・黄・緑)
★ドミノ 48枚(数字面は1~48・地形面は6種類の地形の組み合わせ)

ドミノの接続方法

ゲームを始めるときはスタートタイルの上には自分の選んだ色の城を置きます。このとき国王コマも一緒に自分の手元に用意します。

ゲームスタート時はこのスタートタイルと城だけの状態で始め、このスタートタイルに自分で探してきた地形をつなげていき、縦5マス×横5マスの王国を作っていきます。

ドミノは1枚で2マス分の作りになっていて、最初の1枚は必ずスタートタイルにつなぎ合わせなくてはいけません。

縦横どの方向でも構わないですが、必ず1マス分のどこか1辺をつなぎ合わせます。(斜めはダメです。)

スタートタイルにはどの地形でもつなげることが可能ですが、ドミノ同士をつなぎ合わせるときは同じ種類の地形同士しかつなぎ合わすことができません。

×
×

このようにして自分の王国を作っていくのですが、もしも新たな地形をつなぎ合わすことができなかった場合、そのドミノは捨て札となり、そのドミノからは得点を得ることができなくなります。

ドミノの中には王冠マークの付いたドミノが含まれています。

いくら同じ種類の地形をつなぎ合わせてもこの王冠マークがその地形のエリアに含まれていなければ得点にはなりません。

得点の計算は「つながっている同じ地形のマス×その地形に含まれている王冠の数」なので積極的に王冠マークを含むエリアを拡大していく必要があります。さらにすきまなく縦5マス×横5マスの王国を作ることで高得点が狙えます。

キレイな縦5マス×横5マスの王国を目指してドミノを組み合わせていきましょう!(城の位置はどこでもかまいません。)

ゲームの準備

★自分が使用する色を決め、国王コマを用意します。

🔸2人で遊ぶときは自分の国王コマを同じ色で2個用意します。
🔸3人または4人で遊ぶときは国王コマを1個用意します。

★各プレーヤーは自分の選んだ色と同じ城をスタートタイルの上に置き、自分の前に用意します。

★ドミノ48枚すべてを数字面を上にして、よく混ぜてからランダムにパッケージの箱に戻します。

遊ぶ人数により、この箱からランダムでドミノを抜いて邪魔にならないところへ置きます。

🔸2人で遊ぶときは24枚を取り除きます。
🔸3人で遊ぶときは12枚を取り除きます。
🔸4人で遊ぶときは取り除かないで48枚すべて使用します。

ゲームの進行方法

★遊ぶ人数に合わせて箱の中からドミノを数字面が上になるように取り出し、最も小さい数字から順番に上から並べて置き、ドミノを裏返して地形面を表面にしてください。(数字の大きい方がより高得点を狙いやすいようになっているため必ずおこなってください。)

🔸3人で遊ぶときはドミノを3枚取り出します。
🔸2人または4人で遊ぶときはドミノを4枚取り出します。

数字の小さい順番に並べる。 裏返して地形面を表にする。

★ドミノを獲得していく順番を決めます。いずれかのプレーヤー1人が両手ですべての国王コマを握り、よく混ぜてから1個ずつ取り出して順番を決めます。(この順番はゲームをスタートさせるだけのものです。)

🔸3人で遊ぶときは国王コマを3個
🔸2人または4人で遊ぶときは国王コマを4個

★1番目のプレーヤーから順番に自分の王国に加えたい地形のドミノを選び、そのドミノの上に自分の国王コマを置いていきます。最後のプレーヤーは残ったドミノの上に置くことになります。

順番にドミノを選びます。 ドミノの上にコマを置きます。

★すべての国王コマがドミノの上に置き終えたら、新たにドミノを箱の中から取り出し、先ほどと同じように最も小さい数字から順番に上から並べて置き、ドミノを裏返して地形面を表面にしてください。

数字の小さい順番に並べる。 裏返して地形面を表にする。

★次は1番上にいるプレーヤーから順番好きなドミノを選び、そのドミノの上に国王コマを置いていきます。国王コマが置いてあったドミノは自国の王国につなぎ合わせてください。

★このターンを繰り返し、箱のドミノが無くなるまでおこないます。

ターン毎に次のドミノを選ぶ順番が入れかわっていきます。前回で高得点を狙えるドミノを選んだプレーヤーは次回は残ったドミノしか得られません。また前回で1番上のドミノを選んだプレーヤーは次回で高得点のドミノを狙えるようになっています。

ゲームの終了

すべてのドミノが箱から無くなったら、縦5マス×横5マスの王国ができあがっているプレーヤーや仕方がなくドミノを捨て札にしてしまって未完成になっているプレーヤーもいることでしょう。

各プレーヤーは自国の名声点(得点)を計算していきます。

王国にはいくつかのつながった地形ができあがっていると思います。王冠マークの含まれた地形を計算して、それを足していくことで名声点の合計を出します。(スタートタイルはこの計算に含まれません。)

写真のように合計を出し、最も多く名声点を獲得できたプレーヤーの勝利です!

🔸同点の場合は最も広い面積を持つプレーヤーが勝利します。
🔸面積も同点の場合は最も多くの王冠を持つプレーヤーが勝利します。
🔸それでも同点の場合は勝利を分かち合いましょう。

選択ルール

★王朝
連続して3ゲームをおこない、その合計で最も多く名声点を獲得したプレーヤーの勝利。

★中央王国
城が王国の中央にある場合、名声点を10点プラス。

★調和
捨て札が1枚もなく、キレイに縦5マス×横5マスの王国を作りあげた場合、名声点を5点プラス。

★壮大な決闘(2人プレイ専用)
最初にドミノを取り除かないで、48枚すべてのドミノを使用して縦7マス×横7マスの王国を作りあげる。

他にも自分たちで色々なルールを作って楽しく遊びましょう!

まとめ

『キングドミノ』はある程度の平等性を各プレーヤーに与えるため、ターン毎にドミノを選ぶ順番が入れかわるという面白いシステムを採用しているボードゲームです。

ほとんどのボードゲームは時計回りで自分の手番を繰り返していくのに対して、 『キングドミノ』はこのシステムを取り入れたことでゲームの面白さが倍増しています。

他のプレーヤーがどんな王国を作っているのか、次のターンでどの地形を狙っているのか、すべてオープンになっているので戦略を練りやすい反面、相手も同じことを考えているかもしれない。

この戦略の読みあいも実に面白くできています。

かといって高得点を急ぐあまりに1番下のドミノを選んだ次のターンにもっといいドミノが出てくることもあり、それを他のプレーヤーに取られてしまうなんてことも…。

戦略要素と運要素のバランスがよく取れた素晴らしいボードゲームです。

ドミノの厚さが3mmくらいあり、かなりしっかりしているのでシャッフルが少し大変ではありますけども、ドミノをつなぎ合わせて王国を作っていく楽しさ、キレイに縦5マス×横5マスの王国ができたときの嬉しさ、この感覚は実にいい!

名声点の合計を出すのに多少の計算が必要ですが、これも子供の勉強のためだと思えばいいことなので、この『キングドミノ』あっさりと楽しめて素晴らしいボードゲームです。

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