ごきぶりポーカーは普通のゲームと違い勝ちではなく負けを決めるカードゲームです!
自分の家にいたら嫌だなぁって感じる昆虫や動物たちを他の人にハッタリをかまして押し付け合い、最終的に敗者を1人決めるという変わったゲーム。
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 20~30分 |
セット内容
ごきぶりポーカーのケースに入っているのは下記の2種類のみ。
★ルールブック
★カード:64枚(8種類×各8枚)
上段左から、コウモリ、ゴキブリ、ネズミ、クモ、
下段左から、ハエ、カエル、サソリ、カメムシ
海外のカードゲームなので絵が独特の雰囲気だけど、嫌われる昆虫や動物って世界共通なの?
じつはこのカードたち絵がすべて違うんです。けっこう凝ってるよね。
ゲームの準備
ごきぶりポーカーは遊ぶ人数によって配る枚数が変わります。全部で64枚だから当然だけど、ゲームの平等性を保つために初めにカードを抜き取ります。
※内容は確認しないで抜き取ってください。
※抜き取るカードはゲームを遊ぶたびに入れ替えてください。
2人で遊ぶ場合
★カードをよく混ぜて10枚抜き取ります。
★残りのカードは2人なので27枚ずつ伏せて配ります。
3人で遊ぶ場合
★カードをよく混ぜて1枚抜き取ります。
★残りのカードは3人なので21枚ずつ伏せて配ります。
4人で遊ぶ場合
★カードは抜き取りません。
★残りのカードは4人なので16枚ずつ伏せて配ります。
5人で遊ぶ場合
★カードをよく混ぜて4枚抜き取ります。
★残りのカードは5人なので12枚ずつ伏せて配ります。
6人で遊ぶ場合
★カードをよく混ぜて4枚抜き取ります。
★残りのカードは6人なので10枚ずつ伏せて配ります。
ゲームの終了
最初にも書きましたが、ごきぶりポーカーは敗者を1人決めるゲームです。
基本ルール
★ひとりのプレーヤーに同じ種類のカードが4枚集まったとき。
※2人で遊んでいる場合は5枚集まったとき。
★スタートプレーヤーになったときに手札を1枚も持っていないとき。
バリエーションルール
★ひとりのプレーヤーに8種類すべてのカードが集まったとき。
※嫌われ者が勢揃い!ちょっと嫌~な気分…。
★各プレーヤーにカードを配るとき、最初の1枚を表面にして配り、残りのカードは裏面で配ります。表面に配られたカードは各プレーヤーの前に置き、自分が取ったカードとして扱います。
※ゲームスタートの時点で「俺の家にゴキブリがいるよ~!」「私の家にはハエが飛んでる!」「僕の家なんかカメムシだよ。臭~い!」みたいな感じでゲームスタートします。
ゲームの進行方法
★まずはスタートプレーヤーをジャンケンとかで適当に決めてください。
★スタートプレーヤーは手札からカードを1枚選び、自分以外のプレーヤー1人を指名して選んだカードを裏面の状態で渡します。このときカードに描かれている昆虫や動物の名前を宣言するのですが、本当に描かれているものを言ってもいいし、ウソを言ってもかまいません。
例:本当はゴキブリの絵が描いてあるのに「これはカエルです!」と言って渡す。という感じ。
★カードを渡された人は2つの選択肢のどちらかを選びます。
※2人で遊ぶ場合は1つ目の選択肢しか選べません。
1つ目の選択肢:スタートプレーヤーが本当のことを言っているのか、ウソを言っているのか答えて勝負をする。
ここで先ほどの例をもとに説明します。
・スタートプレーヤーは本当はゴキブリの絵が描いてあるのに「これはカエルです!」とウソを言っています。
・ここで「あなたは本当のことを言っていますね?」と答えたら負けです。
・ここで「あなたはウソを言っていますね?」と答えたら勝ちです。
※スタートプレーヤーはウソを言っていたので、そのウソを見抜いたので勝ちです。
もう1つ例をあげます。
・スタートプレーヤーがゴキブリの絵が描いてあるカードを「これはゴキブリです!」と本当のことを言っています。
・ここで「あなたは本当のことを言っていますね?」と答えたら勝ちです。
・ここで「あなたはウソを言っていますね?」と答えたら負けです。
つまりスタートプレーヤーが本当のことを言っているときは本当!
ウソを言っているときはウソ!と答えなければならないのです。
※ここで勝った場合はスタートプレーヤーにカードを戻して、戻されたプレーヤーはカードを表面にして前に置きます。
※ここで負けた場合はカードを受け取り、自分の前に表面にして置きます。
ここまでが1つ目の選択肢になります。
2つ目の選択肢:スタートプレーヤーとの勝負を避けて、渡されたカードを他のプレーヤーにまわして、そのプレーヤーと勝負をする。
※カードの内容を知らないプレーヤーがいるときに限ります。
※すべてのプレーヤーが内容を知ってしまった場合は必ず勝負しなければなりません。
・この場合、スタートプレーヤーから渡されたカードの内容を他のプレーヤーから見られないように確認します。
・カードの内容を知らないプレーヤー1人を指名してそのカードを裏面の状態で渡します。このときカードに描かれている昆虫や動物の名前を宣言するのですが、本当に描かれているものを言ってもいいし、もちろんウソを言ってもかまいません。
例:「さっきの人はカエルって言っていたけど、このカードはネズミだったわ!」とか「あの人の言った通りカエルだったよ!」とウソを言ってもいいし、「このカードはゴキブリでした!」と本当のことを言ってもいいです。
・ここでこのカードを渡されたプレーヤーは2つの選択肢のどちらかを選ぶことになります。
これを繰り返し、自分の前にカードを置くことになったプレーヤーが新しいスタートプレーヤーになって手札から1枚選んで同じようにプレイを続けていきます。
まとめ
ごきぶりポーカーは負けを1人決めるゲームなので楽しみ方は色々あります。
バツゲーム的な遊び方でモノマネをする!とか変顔をする!とか。あまり過激なのは人間関係を悪くする恐れがあるから気を付けてくださいね。
前半戦はみんなの顔色を伺いながら進めていくけど、後半戦になってくると前半でミスをしたプレーヤーを他のプレーヤーみんなでつぶしにきたりして緊迫感溢れる展開になったりします。
なぜかそういうときって直接言葉に出さなくても阿吽の呼吸というか以心伝心というか、すごい連携プレーが出たりして盛り上がったりしちゃうけど、やられた方はたまらないよね。
あくまでもゲームなのでやられた方も楽しめるような遊び方をしましょうね。
最後にごきぶりポーカーはカードゲームなので、使っているとカードが傷んできたり、そのキズによってカードの絵柄がわかってしまったりすることもあると思うのでスリープ等で保護することをオススメいたします。
コメント