『二ムト』ルールが簡単!6枚並べると牛がもらえる?!

ボードゲーム
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二ムトは1~104までの数字を使ったカードゲームです。小さい数字から順番に並べていってカードが6枚並ぶと『牛』がもらえちゃいます。カードの数字によってもらえる『牛』の頭数は変わりますが、この『牛』を一定数集めると『負け』になってしまうカードゲームです。

『牛』を集めると『負け』です。

いかに自分の手元へ『牛』が集まらないように手札からカードを出していくのかが、このカードゲームのポイントになるのです。

単純に手札の中から数字の少ないカードを順番に出せばいいわけではなく、場に出ている数字を見て他のプレーヤーが持っていそうなカードを読みながら、できるだけ『牛』を引き取らずに済む方法を考えなくてはなりません。

運要素の高いカードゲームではありますが、ちゃんと駆け引きも必要としていて、大いに盛り上がるカードゲームになっています。

カードしか入っていないのでパッケージも小さく、持ち運びにも便利です。

プレイ人数 2~10人
対象年齢 8歳以上
プレイ時間 30分程度

7種類のアクションカードが加わり、戦略性が増した25周年版もあります。

二ムトはボードゲーム漫画「放課後さいころ倶楽部」単行本3巻の20話、アニメ版では第4話で遊ばれています。

人付き合いが苦手で引っ込み思案の「美姫ちゃん」、天真爛漫で好奇心旺盛な「綾ちゃん」、規律正しいクラス委員長の「翠ちゃん」たち3人の女子高生を中心にボードゲームの魅力に引き込まれて、ゲームを通じて友情を深め合い成長していく青春ストーリーになっています。

最新刊の16巻も2020年4月に発売されました。

セット内容

★牛カード 104枚

カードの色 引き取る牛の頭数 カード枚数
1頭 76枚
2頭 9枚
3頭 10枚
5頭 8枚
7頭 1枚

「二ムト」のカードサイズは「56mm×87mm」です。
カードが傷ついたりしないように保護することをオススメいたします。

ゲームの準備

104枚すべての牛カードをよく混ぜて、各プレーヤーに裏返したまま10枚ずつ配り、場に4枚のカードを表面にして縦に並べます。

残ったカードは使わないので邪魔にならないところへよけておいてください。
※10人で遊ぶとき牛カードは残りません。

個人的には横に並べて遊ぶ方が好きなので、今回は横に並べたやり方でご紹介します。

ゲームの進行方法

★各プレーヤー全員が手札の中から牛カードを1枚選び、裏返しのまま場に出します。
★全員が用意できたら「せーの!」の掛け声で出した牛カードを一斉に表面にします。

場には左から「20」「4」「90」「96」の4枚が出ています。

Aさんは「97」、Bさんは「94」、Cさんは「22」、Dさんは「5」を出しました。

★各プレーヤーが出した牛カードは数字の小さい順番に最初に場に出してあった牛カードの上に引き取る牛の頭数と牛カードの枚数がわかるように重ねてください。

🔸重ねる順番はゲームが進むにつれて重要になってくるので注意しましょう。

★重ねる列はプレーヤーが出した牛カードよりも小さくて、さらに一番近い数字の上に重ねます。

Dさんの「5」、Cさんの「22」、Bさんの「94」、Aさんの「97」の順番に重ねます。

ここまでが1ターンとなり、一番上になっている牛カードが新たな場になります。

新しい場は左から「22」「5」「94」「97」の牛カードとなります。

Aさんは「99」、Bさんは「28」、Cさんは「29」、Dさんは「25」を出しました。

それでは数字の小さい「25」「28」「29」「99」の順番に重ねていきます。

「22」の上に「25」「28」「29」と重ね、「97」の上に「99」を重ねます。

★各列は最高で5枚までしか重ねられません。
🔸左から1列目はリーチになりました。

★重ねる牛カードが6枚目になったプレーヤーはそれまでに重ねられた5枚の牛カードをすべて引き取らなければなりません。引き取った牛カードは手札に加えず、自分の前に引き取った牛の頭数がわかるように置きます。

★牛カードを引き取って空白になった列にはその6枚目になる牛カードを置いて、場に出ている列は常に4列の状態を保ちます。
★出した牛カードが場の数字よりも小さくて、重ねる場所がないときは4列の中から引き取る列を1列だけ選んで引き取ります。
🔸この場合に引き取る列は牛カードが5枚ある列でなくても大丈夫です。1枚しかない列でも引き取ることができます。

ここまでで2ターン目が終了

次の新しい場は左から「29」「5」「94」「99」の牛カードとなります。

Aさんは「101」、Bさんは「9」、Cさんは「8」、Dさんは「12」を出しました。

それでは数字の小さい「8」「9」「12」「101」の順番に重ねていきます。

「5」の上に「8」「9」「12」と重ね、「99」の上に「101」を重ねます。

これでリーチが2つ!

左から1列目の牛12頭と2列目の牛6頭はリーチ!4列目も今は4枚だけど、牛が8頭もいるので危険な状態。そろそろ誰かが牛を引き取ることになりそうです。

ここまでで3ターン目が終了

次の新しい場は左から「29」「12」「94」「101」の牛カードとなります。

Aさんは「1」、Bさんは「18」、Cさんは「2」、Dさんは「104」を出しました。

それでは数字の小さい「1」「2」「18」「104」の順番に重ねていきます。

「1」を出したAさんは「1」より小さい数字はないので場にある牛カードを引き取らなければなりません。頭数の一番少ない左から3列目(牛4頭)を選びました。

このときAさんが出した「1」は新たな場の牛カードとして3列目に置きます。

「2」を出したCさんはAさんと同じく牛を引き取る覚悟で「2」を出したのかもしれませんが、Aさんが「1」を出したおかげで新たな場の牛カード「1」ができ、そこに重ねられるようになったので牛を引き取らずに済みラッキーでした。

「18」を出したBさんは新たな場の牛カード「2」ができたことで「18」よりも小さい場の数字は左から2列目の「12」と3列目の「2」になりましたが、一番近い数字は「12」なので、すでに5枚重ねられている2列目を引き取ることになり、「18」は新たな場の牛カードとして置かれます。

これでBさんは牛を6頭引き取ったことになりました。

「104」を出したDさんは左から4列目の「101」の上に重ねてこの列が5枚目となり、4列目もリーチです。

このことでわかるのはBさんは牛を引き取らなくてはならない状態にあったこと!

Bさんが左から2列目の場の数字「12」より小さい数字を持っていれば、AさんやCさんと同じく引き取る頭数が一番少ない3列目の牛4頭を狙えばよかったのに出すことができなかったから、仕方がなく次に頭数の少ない2列目にしたのでしょう。

しかも4列目の場の数字は「101」で、二ムトは最大「104」の数字までしかありませんからBさんが「102~104」の数字を出していれば、その列は5枚になりBさんは牛を引き取らずに済んだかもしれません。

つまりBさんは2列目の場の数字「12」よりも小さい数字と4列目の場の数字「101」より大きい数字を持っていないと推測できます。

ここまでで4ターン目が終了

このように手札の牛カードが全員なくなるまで10ターンおこなうと1ラウンドが終了です。

Aさん牛11頭、Bさん牛25頭、Cさん11頭、Dさん2頭という結果になりました。

ゲームの終了

何ラウンドか遊んで、誰かが牛の頭数を66頭超えたらゲーム終了です。

二ムトはたくさんの種類があり遊び方も色々あります!

まとめ

二ムトは多くの種類が発売されています。それだけ数多くの人たちに愛され続けているからだと思われます。

最初は数字の配列に少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばすごくルールが簡単で子供から大人まで一緒にワイワイ楽しめるカードゲームです。

ルールも8種類のバリエーションルールが用意されており、より戦略的に遊びたい方は挑戦してみるのもいいでしょう。また友達内や家族内で特別なルールを作って遊ぶのも楽しいでしょうね。

「二ムト」は相手の持っていそうなカードを読んで、はずれたときはもちろん悲しいけど、当たったときは快感ですよね。この適度なドキドキ感とワクワク感がたまらなくいいから「二ムト」がここまで愛されているのでしょう。

パッケージが小さいからトランプ感覚で持ち運びも邪魔にならないし、友達の家に遊びに行くときや旅行なんかにも最適ですよ。

ぜひ、旅のお供にトランプだけではなく「二ムト」も一緒に!

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