『海底探検』ルールが簡単で初心者でも遊びやすいボードゲーム!

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『海底探検』はルールがすごく簡単で、あまりボードゲームで遊んだことのない初心者でも楽しめる内容になっています。

ダイスを振って出た目の数だけ進んでいき、海底に眠っている財宝を拾い集めて、空気タンクの酸素がなくなる前に潜水艦まで無事に戻って来ることができれば財宝ゲットです。

しかし、ひとつの空気タンクを全プレーヤーで共有しているので、誰か一人でも欲張って財宝を集めすぎると、潜水艦に戻る途中で空気タンクの酸素がなくなってしまい、せっかく集めた財宝をすべて海底に捨てて潜水艦に戻ることになります。

財宝を集める個数や、どのタイミングで引き返えせば潜水艦まで無事に戻ることができるのか、他のプレーヤーとの駆け引きが勝利のポイントになっているボードゲームです。

プレイ人数 2~6人
対象年齢 8歳以上
プレイ時間 30分

ゲーム概要

『海底探検』では貧乏だけども欲張りな探検家となり、一攫千金を目指して海底に眠る財宝を取りにいきます。

貧乏な探検家たちはライバル同士ではあるけれども、予算の関係で仕方がなく1つの潜水艦を共同で借りることにしました。しかしこのオンボロな潜水艦では乗り合わせた探検家たち全員で1つの空気タンクを共有しなくてはいけません。

空気タンクの酸素がなくなる前に潜水艦まで戻らないと、それまでに集めたすべての財宝を海底に捨てて潜水艦まで戻ることになってしまいます。

無謀な探検家が一人でもいると、海底に潜っている探検家全員の命が危険にさらされます。

探検家たちは海底に眠る財宝を無事に潜水艦まで持ち帰ることができるのか?そして誰が一番多くの財宝を手に入れることができるのか?

海底遺跡への探検にチャレンジしましょう!

セット内容

★潜水艦ボード 1枚
★遺跡チップ 32枚(4種類×各8枚)(表面×数字表記、裏面×レベル表記)
レベル1[三角形](0~3×各2枚)
レベル2[四角形](4~7×各2枚)
レベル3[五角形](8~11×各2枚)
レベル4[六角形](12~15×各2枚)
★特殊ダイス 2個(ダイス目1~3×各2面)
★探検家コマ 6個(赤、青、黄、緑、オレンジ、紫×各1個)
★空気マーカー 1個
★ブランクチップ 16枚

ゲームの準備

★潜水艦ボードを各プレーヤーの中央に置きます。

★空気マーカーを潜水艦ボードの「25」の数字の上に置きます。

★すべての遺跡チップを裏面のレベル表記にして、レベル毎によくシャッフルします。

★潜水艦ボードの下側にある「×印」から1列でつながるように遺跡チップをレベルの低い順に並べていきます。遺跡チップはダイスを振って進んでいくためのマス目として扱うので1列に並んでいれば、どのように並べていってもかまいません。

★すべてのブランクチップを潜水艦ボードの近くに積んで置きます。

★各プレーヤーは自分が使う探検家コマを1個選び、潜水艦ボードの上に置きます。

★ジャンケンなどでスタートプレーヤーを決め、その後は時計回りで手番をおこないます。

ゲームの目的

『海底探検』は1ラウンド毎に得点を集計し、3ラウンドの合計得点が一番多いプレーヤーの勝利となります。

得点を獲得するには多くの遺跡チップを潜水艦まで持ち帰らなくてはいけませんが、1ラウンドの中で1回でも「潜水艦に戻る」を選択すると、そのラウンド内は潜水艦への方向にしか進めなくなり、再び海底へは進むことができなくなります。

しかし、戻るタイミングを逃して潜水艦までたどり着くことができなかった場合は得点を獲得できないので、タイミングを逃さないように他のプレーヤーとの駆け引きをしながら、高得点を狙っていきましょう。

ゲームの進行方法

1ラウンドの中で各プレーヤーが自分の手番におこなう手順は4種類あり、自分の手番が終わったら時計回りの順番で手番が移っていきますが、先に潜水艦まで戻って来たプレーヤーがいた場合、そのプレーヤーの手番を飛ばして、海底に残っているプレーヤーだけでラウンドを進めてください。

全員が潜水艦までたどり着くか、誰かの手番が始まるときに空気タンクの酸素がなくなっていたら、そのラウンドは終了となります。

1.空気タンクの酸素量を減らす。

そのラウンド内で自分が獲得した遺跡チップの枚数分の酸素量を減らします。ラウンド開始時は誰も遺跡チップを獲得していないので減らす必要はありません。遺跡チップを獲得するまでは手順2へ進みます。遺跡を持っていると重くなるので、その分だけ酸素を消費するようです。

酸素量が「0」以下になっても、その手番のプレーヤーは手順4までプレイすることができますが、そのプレーヤーの手番終了時にラウンド終了です。

2.海底へ進むか、潜水艦へ戻るか宣言する。

1ラウンド内で進む方向を変えられるの「1回のみ」です。何も宣言をしないでダイスを振った場合は前の手番で進んだ方向と同じ方向へ進むことになります。

3.ダイスを振って、自分の探検家コマを進める。

2つのダイスを同時に振って、出た目の合計の数だけ自分の探検家コマを進めます。もしも、進んでいる途中に他のプレーヤーの探検家コマがあった場合、そのマス目は数に入れないで飛び越して進みます。1マスの中に探検家コマは1つしか置きません。

青い探検家のプレーヤーがダイスを振って、「4」が出た場合は赤い探検家コマのいる遺跡チップを飛び越して進んでいきます。

ダイスを振ったときに遺跡チップを持っている場合、その遺跡チップの枚数分だけ出た目の合計から引かなくてはいけません。遺跡を持っていると、重くなるので進みが遅くなります。

海底の一番奥までたどり着いた場合、出た目の数が余っても一番奥でストップします。折り返して戻って来たりはしません。

4.探索する。

止まったマス目で探索作業をおこないます。探索内容は3つの中から選択します。

a)なにもしない。
b)遺跡チップを拾う。
c)遺跡チップを戻す。

遺跡チップを拾う場合、そのマス目の遺跡チップを数字表記にせずに裏面のレベル表記のまま自分の手元に置き、遺跡チップがなくなったマス目の代わりにブランクチップを置きます。

拾った遺跡チップは潜水艦まで持ち帰るまで表面の数字表記を見てはいけません。

遺跡チップを戻す場合、そのラウンドですでに遺跡チップを拾っていて、止まったマス目がブランクチップのマス目であれば、所持している遺跡チップをブランクチップと入れ替えることができます。入れ替えたブランクチップはストック置き場に戻してください。

潜水艦まで戻れそうにないときに荷物を軽くして、進みやすくするためにおこなう作業です。

以上の4種類を自分の手番でおこない、時計回りの順番でラウンドを進めていきます。

ラウンドの終了

各プレーヤー全員が潜水艦まで戻るか、空気タンクの酸素がなくなってしまうとラウンド終了です。

🔸潜水艦まで戻って来たプレーヤー

持ち帰った遺跡チップを表面の数字表記にして得点を確認し、複数の遺跡チップを持ち帰ってきた場合は合計した数字が得点になります。

獲得した遺跡チップは場に戻ることはなく、ゲーム終了まで手元に置いておいてください。

🔸潜水艦まで戻れなかったプレーヤー

そのラウンドで拾った遺跡チップすべてを海底に落としてしまい、潜水艦から遠い場所にいるプレーヤーから順番に拾った遺跡チップを最奥の遺跡チップにつながるように重ねて積んでいきます。

重ねていく順番は自由に決められますが、重ねた遺跡チップが3枚になったら4枚目はさらに奥へつながっていくように並べて置き、また重ねて積んでいきます。

重ねられた遺跡チップは1マス分と考え、次のラウンドでこのマスに止まったプレーヤーは遺跡チップを一度に最大で3枚まで獲得することができます。ただし、この遺跡チップは潜水艦に持ち帰るまではひとまとめにしたまま手元に置いておき、潜水艦に戻る途中に遺跡チップを場に戻す場合もまとめて戻すことになります。

空気タンクの酸素量を減らすときや、探検家コマを進めるときのマイナス分も「1」として扱うことになります。

無事に潜水艦まで持ち帰ることができた場合は大量得点のチャンスです!

ここまでの作業が終了したら、場にあるブランクチップをすべて取り除きます。

取り除き終わったら、空いた隙間のマス目を詰めて並べ直します。

ラウンドが進むにつれてレベル4までの距離が短くなっていくので、高得点を狙うチャンスが増えていきます。

次のラウンド開始時は潜水艦から一番遠くにいたプレーヤーからゲームスタートとなり、その後は時計回りで手番をおこないます。全員が潜水艦まで戻って来た場合は一番最後に潜水艦へ戻って来たプレーヤーから始めます。

ゲームの終了

3ラウンドが終了したらゲーム終了です。各プレーヤーは全ラウンドで獲得した遺跡チップの得点を合計して、最も多く得点を獲得したプレーヤーの勝利となります。

同点だった場合はレベルの高い遺跡チップをより多く持っているプレーヤーの勝利です。すべての遺跡チップの枚数が同じだった場合は引き分けになります。

まとめ

『海底探検』はパッケージも小さく、持ち運びもすごく便利で、気軽にみんなで楽しむことができるボードゲームです。複雑なルールが何もないので、お子様やボードゲーム初心者でも遊びやすく、すごろく感覚で楽しく遊べます。

財宝を拾って荷物が重くなることで酸素の消費量が増えたり、移動が遅くなったりする部分も再現されているところがゲームの面白さを増しています。

誰かが遺跡チップを獲得すると酸素が減り始めるので、他のプレーヤーが獲得した遺跡チップも確認しつつ、欲張り過ぎずに潜水艦へ戻らないと財宝を獲得することができないので、戻るタイミングを逃さないようにしましょう。

最大で6人まで遊ぶことができるので、ちょっと人数が集まったときでも、みんなで楽しめます。

あなたも探検家の気分になって『海底探検』を楽しんでみてください。

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