『ボルテージ』5枚のカードをつなげる2人用ボードゲーム!

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『ボルテージ』は4色のターミナル(電子回路などの入力端子)に同じ色のカードをつなげていき、1つのターミナルに5枚のカードが並ぶとスコア判定をして、そのターミナルがプラスかマイナスかによってスコアの獲得ができます。

プラスとマイナスを逆転させたり、相手のカードをつなぎ変えたり、または捨ててしまったりして、先に4つのスコアを獲得したプレーヤーの勝利となる2人用ボードゲームです。

カードの引きによる運要素はあるものの、自分の手番にどのカードをどのように使うのかによって、勝敗は大きく左右してきます。カードの使い方で一発逆転も狙えるところが面白い!

ルールは簡単で覚えやすくサクサクと遊べるので、ちょっとした時間でも気軽に楽しめます。

プレイ人数 2人
対象年齢 10歳以上
プレイ時間 約30分

セット内容

★ゲームボード 1枚
★ターミナルブロック 4個(オレンジ、グリーン、ブルー、パープル×各1個)
★スコアマーカー 2個(黄、赤×各1個)
★カード 56枚
・1~3の数字オレンジ、グリーン、ブルー、パープル×各12枚
・バイパスカード 4枚
・ブラウンヒューズカード 4枚

『ボルテージ』のカードサイズは「56mm×87mm」です。
カードが傷ついたりしないように保護することをオススメいたします。

ゲームの準備

ゲームボードを2人の中央に置き、4色のターミナルの中央に同じ色のターミナルブロックを配置していきます。配置の仕方はオレンジとパープルが「+」、グリーンとブルーが「-」の面にします。

自分が使用するスコアマーカーの色を2色の中から選び、ゲームボードの両端にあるスコアトラックのスタートポイントに置きます。

すべてのカード56枚を裏面のままよくシャッフルし、各プレーヤーに4枚ずつ配ります。このとき、配られたカードの中にトランスフォーマーカードが含まれている場合、そのカードは山札に戻して、普通のカードと入れ替え、さらによくシャッフルして山札を作ってください。

トランスフォーマーカードは56枚のカードの中に18枚含まれています。

トランスフォーマーカード 普通のカード

ジャンケンなどでスタートプレーヤーを決めます。

ラウンド開始時はターミナルブロックを「+」「-」「-」「+」の順番に並べてください。

カードについて

『ボルテージ』は56枚のカードを使いゲームを進めていきます。

★数字カード

数字カードは「1」が3枚、「2」が5枚、「3」が4枚で、オレンジ、グリーン、ブルー、パープルの4色×各12枚あり、ゲームボードのターミナルの色に合わせて手札から出していきます。

★バイパスカード

バイパスカードはどの色のターミナルにもつなげられますが、自分側のターミナルにはつなげることができず、必ず相手側のターミナルにつなげてください。

相手側のターミナルにバイパスカードをつなげることで、そのターミナルにある「数字カード1枚」を自分側のターミナルへ移動させることができます。自分側の数字カードを相手側へ移動させることはできません。

★ブラウンヒューズカード

ブラウンヒューズカードはどの色のターミナルにもつなげられますが、自分側のターミナルにはつなげることができず、必ず相手側のターミナルにつなげてください。

相手側のターミナルにブラウンヒューズカードをつなげることで、そのターミナルにあるカード1枚(数字カード以外も含む)を捨て札にすることができます。自分側にあるカードを捨て札にすることはできません。

★トランスフォーマーカード

トランスフォーマーカードを山札から引いて自分の手札に加えたときに4色のターミナルブロックの中から好きな色を選び、裏返すことでプラスとマイナスを逆転させることができます。

ターミナルブロックを裏返すことができるのはトランスフォーマーカードを山札から引いたときのみで、トランスフォーマーカードをターミナルにつなげるときではありません。

トランスフォーマーカードを2枚引いたとき、2色のターミナルブロックを1回ずつ裏返すか、1色のターミナルブロックを2回裏返すことができます。

ゲームの進行方法

『ボルテージ』は順番に手札からカードを出していき、1つのターミナルにカードが5枚つながったとき、ターミナルブロックのプラスマイナスによってスコアを獲得し、先にスコアを4つ獲得した方が勝利するボードゲームです。

自分の手番でおこなえる行動は3つあり、その中から1つだけを選び行動します。

1.手札からカードを1枚出して、山札からカードを1枚引く。(逆はできません。)
2.手札から異なる色のカードを2枚出す。
3.山札からカードを2枚引く。

数字カードを出す場合、ゲームボードのターミナルの色に合わせて、同じ色のカードを自分側または相手側のどちらでもつなげることができます。ただし、バイパスカードとブラウンヒューズカードはどの色のターミナルにもつなげられますが、相手側にしかつなげられません。

各プレーヤーが手札に持てるカードは最大6枚で、自分の手番が終了するときに偶数数を残しておかなければいけません。つまり、2枚・4枚・6枚を残す必要があり、手札の数を「0」にすることはできません。

1つのターミナルに5枚のカードがつながれたときにラウンドは終了し、スコア判定をします。

自分側が3枚で相手側が2枚のときも1つのターミナルにカードが5枚つながったことになります。このとき、バイパスカードやブラウンヒューズカードが入っていてもカード枚数に含みます。

スコア判定ではそのターミナルのターミナルブロックがプラスになっているか、マイナスになっているかで勝敗を判定します。

ターミナルブロックがプラスのときは数字カードの合計が多い方の勝ちで、マイナスのときは数字カードの合計が少ない方の勝ちになります。バイパスカードとブラウンヒューズカードは「0」として計算します。合計が同点の場合は引き分けで、どちらもスコアを獲得できません。

勝った方のプレーヤーはスコアマーカーを1マス進めます。

すべてのカードを集めて新たなラウンドを始め、先に4勝したプレーヤーの勝利です。

ゲームの終了

先にスコアマーカーをスコアトラックのエンドポイント(4勝)まで進めたプレーヤーの勝利です。

まとめ

『ボルテージ』は2人で気楽に遊べるボードゲームで、戦略性もしっかりあるので、一発逆転を決めたときは非常に盛り上がります。

パッケージの大きさはそれなりにありますが、中身自体の量はそれほど多くなく、持ち運びも簡単にできるので、2人でお出掛けのときや友達のところへ遊びにいくときなどにも便利です。

どのターミナルに何の数字カードを出すのか、最悪勝てそうにないときは引き分けに持ち込んでしまうとか、相手の手札をどこまで読むことができ、どのタイミングでトランスフォーマーカードが自分に回ってくるのかを読む楽しさもあります。

ネックになるのは3枚目に並べるカードのタイミングになってくるかと思われます。

基本的には1~3までの数字しか使わない中で、これほど楽しく奥深いゲームはなかなか無いのではと思われます。

『ボルテージ』オススメの2人用ボードゲームです。

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