バセドウ病 男性もなりますよ①

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はじめましてアラフィフ男のまさうらです。

私は2018年2月にバセドウ病と診断されました。バセドウ病といえば2009年に
歌手の綾香さんが公表したことで病名は聞いたことありましたが、主に女性がなる
病気で眼が飛び出てくるんだぁ程度の認識しかもっていませんでした。
それから約10年後、まさか自分が同じ病気になるとは思いもよらなかったです。

バセドウ病の原因はまだ解明されていないようです。遺伝じゃないの?って考える
かもしれませんが、私の知る限り家族内に甲状腺にまつわる病気の人はおりません。
きっと誰もがなりえる病気なのだと思われます。

もしかしたらアナタもバセドウ病になるかもしれませんよ!

どの病気もそうですが、早期発見・早期治療が大切だと思いますので私の体験や
経験が参考になれば幸いです。

私が最初に体の異変を感じ始めたのは2014年秋頃のことです。
仕事で高速道路を移動中トンネルに差し掛かったその瞬間、突然目の前が真っ白に
なり頭がクラ~っときて

「事故る!」

たぶん一瞬の出来事だったのでしょうね。自分ではすごい長い時間に感じましたが、
幸い周りに車もいなく、壁に衝突することもなく何とかその場は切り抜けました。

それからです。30~40分くらい車を運転し続けると「めまい」「心拍が早くなる」
「手足がしびれる」などの症状がでるようになり、原因もわからないのでとりあえず
内科へ行ったところ

「自律神経失調症」と診断されました。

症状が改善されないまま2ヵ月が過ぎ年末を迎えたとき、当時勤めていた社長が突如
「明日から部署のリーダーをシャッフルするから!」と言い出し、私は10年以上も
ひとりでやってきた事務所から営業に異動するよう伝えられました。

「明日からってなんだよ!」

営業になると北海道全域を車移動しないといけないので、今の自分には厳しいと思い
会社には内緒にしていた「自律神経失調症」のことを打ち明けると「それなら工場長
やれ!」ってことで工場へ異動することに。

するとドンドン体重が減っていき、1ヵ月に3~4kgペース!

医師に相談すると「環境の変化でストレスが影響しているのでしょう」という回答。
確かに今まで事務所の仕事しかしていないし、インドア派なので体を動かすことも
普段からしていなかったし、ホントにそれだけ?と疑いつつも、病気の知識がない
私は医師に言われるがまま、その後は心療内科へ通うことになりました。

工場へ異動して3ヵ月経ったころ社長は私を営業に出すことを諦めていなかったのか、
「いつになったら治るのよ!」って言ってきましたが、そんなこと私にわかるわけも
なく、今度は「診断書持ってこい!」ですよ。

医師に確認したら心療内科では診断書を出すことができないと言われ、その旨を社長
に伝えると「そんなわけないだろ!いいからすぐに出せ!」ですもん。

困り果ててまた医師に確認をしたら精神科へ行くように促され「なんで?心の病気
じゃなくて悪いのは体調なの!」と言いましたが、診断書が欲しいなら心療内科では
なく精神科へ行ってください!と言われ今度は精神科へ通うことに。

社長からは毎日のように「診断書はまだか?」と責められ、医師からはちゃんと診察
しないと出せないと言われ、こういう日々の繰り返しが心の病を生むのかと思い、
もしかしたら本当はうつ病なのか?とさえ考えるようになりました。

うつ病の症状を検索すると自分の症状が当てはまる部分も多く、勝手な思い込みで
うつ病なのかぁと決めつけていたとき、医師から診断書がもらえることにその結果は

「不安障害」

勝手な思い込みをしていた私は特段驚きもせず、それを社長に提出するとまた突然
「明日から休め!」の一言。

また明日からってか!と思い、私は休まない!社長は休め!と子供のような押し問答
をして最終的に「社長命令だ!」と言われ渋々会社を休むことにしましたが、会社を
休んだからといって、いっこうに体調は改善されないまま日にちだけが過ぎました。

すると社長から「会社を辞めてくれ!」ですよ。理由は会社を休んでいるから!
言っている意味がわかりませんでした。無理やり休ませておいて休んでいるから
辞めろ!ですもん。

忘れていた自分も悪かったですが考えてみたら、自分の思うようにならない人材は
辞めさせる社長だったことを。

アルバイトで入社して役員まで昇格しましたが、これを期に15年間働いてきた会社を
去ることにしました。

この頃もともとあった体重65kgから55kgまで減少。

会社を辞めて約1年間休養したおかげか体重の減少もおさまり、体調も少しづつでは
ありますが回復傾向にあったので新しい職場探しを始めることにし、今までとは
まったく異業種の厨房勤務を選択。

入社して4ヵ月で店長になり仕事量も急激に増え始め、更に半年が過ぎたころです。
また以前と同じような症状がでてきて、今度は「全身の痛みやツリ」「不眠」
加わり「身体のだるさ」が尋常ではありませんでした。

それでも特に年末年始は忙しい職場だったので我慢しながら乗り切ってましたが、
2018年1月末、歩くのもやっとなくらいの全身の痛みにより整形外科へ行きました。

このとき体重は45kgまで減少。

診察を受けて、ここ数年の症状や体重減少のことなどを医師に説明すると
「今日時間ある?このまま内科へ行って!」とのこと。

「なぜ?そうじゃなくて!この全身の痛みをどうにかしてよ!」と言いましたが、
医師は「連絡しておくからよろしく~!」ってことで何がなんだかわからないまま
内科へ行き診察を受けると

「甲状腺機能亢進症」の疑いがあります。

なにそれ?聞いたこともない病名に驚きをかくせず呆然としましたが、2月に精密検査
を受けることになり、

「バセドウ病」で間違いありません!

最初に体の異変を感じてから約3年半かかってバセドウ病に辿り着きました。

私の場合は内科、心療内科、精神科、整形外科、また内科と渡り歩いて3年半です。
医師でもない普通の人が自分はバセドウ病かも?って気付くことは不可能でしょう。
まして普通の健康診断ではバセドウ病の検査までしないので。

でも私自身が歌手の綾香さんが公表したとき、もっとバセドウ病に関心をもって
調べていれば、最初に内科へ行ったとき「バセドウ病とは考えられませんか?」
くらいのことは言えたかもしれない。

私がバセドウ病かも?って思い内科へ行くよう勧めてくれた整形外科の医師には
感謝でしかありません。

2018年6月から私は甲状腺専門の病院へ通院しています。そこの医師からは
「これだけ甲状腺が腫れあがるなんて何年も前からバセドウ病ですよ。どうして
もっと早く病院へきてくれなかったの?」

「何年も前から行きました!」

このとき体重は42kg!・・・こどもか!?

最後までお読みいただきありがとうございます。まさうら

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